ゴール前で存在感を放つ16歳、GKエジケ唯吹ヴィンセントジュニア(16)が、今季もサガン鳥栖U-18からトップチームの2種登録メンバーに名を連ねた。U-18プレミアリーグでは、高いセービング技術とクロス対応力で高校2年生ながら先発出場を果たし、リーグ戦6連勝などに貢献してきた。エジケは「2種登録は通過点。満足せず、試合に絡めるようしたい」と意気込む。

 福岡市出身のエジケは、ナイジェリア人の父の影響で小学1年からサッカーを始めた。小5でGKを専門にし、U-15から鳥栖に所属している。中学入学時には他クラブからも声がかかったが、「このチームがいいと直感的に思った」と鳥栖での成長を選んだ。